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dodaを活用した給料交渉の進め方【特徴・成功のコツ・注意点を徹底解説】

ライト

転職活動を支援する大手エージェントサービスのひとつ「doda(デューダ)」。幅広い求人情報ときめ細かなサポート体制が特徴ですが、なかでも転職希望者にとって重要なポイントが給料交渉のサポートです。
dodaを活用すれば、自分で直接企業と給料交渉をしなくても、エージェントがプロの視点で交渉を代行してくれます。
ここでは「doda 給料交渉」をテーマに、具体的な交渉の流れ、活用するメリット、成功のためのポイント、注意点を詳しく解説します。

dodaとは?

「doda」はパーソルキャリア株式会社が運営する、日本最大級の転職支援サービスの一つです。
特徴は、

  • 求人数が非常に豊富(公開求人・非公開求人合わせて約20万件超)
  • 専任のキャリアアドバイザーが個別サポート
  • 適職診断、スカウトサービスなど機能が充実
  • 面接対策や条件交渉もプロがサポート

特に、転職初心者からハイクラス層まで幅広く対応できるバランスの取れた総合力がdodaの強みです。

dodaを使った給料交渉の流れ

dodaを活用して給料交渉を進める場合、基本的な流れは次の通りです。

1. キャリアアドバイザーとの面談で希望条件を伝える

最初の面談時に、

  • 希望年収レンジ(例:550万〜600万円)
  • 最低ライン(これ以下なら辞退する基準)
  • 現職・前職年収
  • その他希望条件(例:フルリモート希望)

などを明確に伝えておきます。

2. 求人紹介・選考サポートを受ける

希望条件にマッチする求人を紹介してもらい、
書類選考や面接準備の支援を受けながら、選考を進めます。

3. 内定・オファー提示

企業から内定が出たら、具体的なオファー条件(年収・職位・入社日など)が提示されます。

4. dodaのアドバイザーが給料交渉を代行

提示されたオファー条件に対して、

  • 「もう少し年収アップを希望したい」
  • 「条件面について再調整を依頼したい」

という希望があれば、キャリアアドバイザーが企業に代行交渉してくれます。
自分から企業に直接言う必要はありません。

5. 条件決定・入社

交渉がまとまれば最終条件が確定し、入社へ進みます。

dodaで給料交渉を任せるメリット

1. 交渉のプロが対応してくれる安心感

dodaのキャリアアドバイザーは、

  • 業界ごとの給与相場
  • 企業の人事方針
  • オファー条件の調整余地

を熟知しているため、的確なラインで交渉してくれます。
個人で交渉するよりも成功率が高まります。

2. 直接交渉による印象悪化を防げる

自分から企業に「もっと給料上げてください」と要求すると、
場合によっては悪印象を与えるリスクがあります。
dodaを通じて交渉すれば、ビジネスライクにスマートな交渉が可能です。

3. 総合条件でバランスを取った交渉ができる

dodaのアドバイザーは、

  • 年収
  • 賞与
  • インセンティブ制度
  • 福利厚生
    など、トータルで条件を最適化する視点で交渉してくれます。

単に基本給を上げるだけでなく、長期的なメリットを考えた条件調整が期待できます。

doda経由で給料交渉を成功させるポイント

1. 初回面談で希望条件を明確に伝える

キャリアアドバイザーとの初回面談で、
希望年収レンジ・最低希望年収を正直に伝えましょう。
後出しで交渉希望を伝えると、企業との信頼関係を損なう恐れがあります。

2. 市場相場を理解して現実的な希望を出す

  • 業界相場
  • 職種別年収水準
  • 地域相場

を踏まえた現実的な希望額を提示することが、交渉成功のカギです。
相場より大幅に高い希望を出すと、オファー取り消しのリスクが高まります。

3. オファー前後で焦らず冷静に交渉する

内定後、オファー条件提示を受けた段階で、

  • 感謝の意を伝えた上で
  • 冷静に条件調整の希望を伝える
    のが基本姿勢です。

強引な交渉は避けましょう。


【dodaキャリアアドバイザーへの相談例】

「今回オファーをいただき、大変ありがたく思っております。
一点、現職年収が〇〇万円であり、希望年収レンジとしては〇〇万〜〇〇万円程度を想定しておりました。
可能であれば、企業様に条件調整のご相談をお願いできないでしょうか。」


このように、感謝+冷静な相談姿勢で伝えるのがポイントです。

dodaを使った給料交渉で注意すべき点

1. 希望額の変更は最小限に

途中で希望額を二転三転させると、
企業側に「信用できない」と判断され、交渉失敗の原因になります。
最初にしっかり希望条件を決めておきましょう。

2. 強気すぎる交渉は控える

「この条件じゃなきゃ辞退します!」といった強硬姿勢はNG。
交渉は柔軟に、建設的に進めるべきです。

3. 条件だけで判断しない

年収アップだけにこだわらず、

  • キャリアアップの可能性
  • ワークライフバランス
  • 社風との相性

なども総合的に考えたうえで、入社判断をすることが重要です。

まとめ

doda 給料交渉」を上手に活用すれば、

  • 給料交渉をプロに任せられる
  • 直接交渉によるリスクを回避できる
  • トータル条件で最適な待遇を引き出せる

という大きなメリットがあります。

成功のためには、

  • 希望条件を初回面談で明確に伝える
  • 市場相場を理解して現実的な希望額を設定する
  • 感謝と冷静さを持った交渉姿勢を保つ

ことが重要です。

dodaのサポートを最大限に活かして、
あなた自身にふさわしい条件とキャリアをしっかり掴み取りましょう。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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