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転職2年目の給与(年収)はどう変わる?昇給の仕組みと給料交渉の進め方

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転職活動を経て新しい企業へ入社し、業務にも慣れてきた頃、自身のこれまでの働きがどのように評価され、転職2年目の給与に反映されるのかと、期待や不安を抱く方は、決して少なくありません。転職1年目は、入社時期によって賞与が日割り計算になるなど、想定していた年収に届かないケースがある一方で、転職2年目は、年間を通じた評価が初めて給料に直接反映される、非常に重要なタイミングとなります。この時期の給与がどのように決まるのか、その仕組みを正しく理解し、入社後に生み出した実務上の成果を、論理的なデータとしてアピールすることができれば、適切な手順で給料交渉を行うことで、2年目以降の年収を確実なものとし、納得のいく条件で働き続けることが、十分に可能です。この記事では、転職2年目の給料が変化する仕組みをはじめ、年収をさらに引き上げるためのスマートな給料交渉の進め方、そして、交渉の場で絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

転職2年目における給料と年収の変化について

賞与の満額支給による年収アップの実感

転職2年目において、多くの方が最も大きく年収アップを実感する要因となるのが、賞与(ボーナス)の満額支給です。入社初年度は、企業の定める査定期間の途中で入社することが多く、賞与が寸志にとどまる場合や、勤務日数に応じた日割り計算で支給されることが、一般的です。しかし、転職2年目を迎えると、年間を通じた査定期間を完全に満たすため、企業の業績や個人の評価に応じた、満額の賞与を受け取ることが可能となります。これにより、1年目と比較して、手元に入る総支給額が大幅に増加し、提示されていた想定年収に到達したと、実感しやすくなります。

企業独自の評価制度と昇給による基本給への反映

賞与に加えて、転職2年目の給与を左右する重要な要素が、社内の評価制度に基づく定期昇給です。多くの企業では、年に1回から2回ほど、社員の目標達成度や業務への貢献度を測る、評価面談が実施されます。転職1年目に、与えられた役割を全うし、組織の目標達成に貢献したという明確な実績を残すことができれば、その成果が正当に評価され、2年目の基本給が引き上げられます。企業ごとの給料規定や評価テーブルの仕組みを、事前にしっかりと把握しておくことが、昇給に向けた戦略を立てる上で、非常に重要となります。

転職2年目に向けたスマートな給料交渉の進め方

入社後の実績と会社への貢献度を客観的な数値で提示する

転職2年目の給与を、さらに引き上げるための交渉を行う際、最も重要となるのが、入社後に自身が生み出した成果を、客観的な数値データとして整理し、提示することです。前職での実績ではなく、現在の企業に入社してから達成した売上目標の達成率、業務効率化によるコスト削減の金額、あるいは、チームの生産性向上に貢献した具体的な実績などを、論理的に説明します。入社1年目で培った社内での信頼関係と、明確な貢献の事実を示すことで、基本給のベースアップや、より責任のあるポジションへの登用を伴う給料の引き上げを、説得力を持って交渉することが可能となります。

評価面談の場を活用し謙虚な相談のスタンスを貫く

入社後に給料交渉を行う場合、日常の業務時間中などに突然切り出すのではなく、企業が公式に設けている評価面談や、目標設定面談の場を最大限に活用することが、鉄則となります。面談の場においては、日頃の業務に対する感謝と、今後も事業の成長に貢献していきたいという強い意欲を、真っ先に伝えます。その上で、これまでの成果や、今後自身が担う役割の大きさを踏まえ、来期の給与や評価について、どのようなステップを踏めば目標とする条件に到達できるか、あくまで謙虚な相談のスタンスで、上司や人事担当者とすり合わせを行います。プロとしての自信と謙虚さを両立させることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件交渉を進めることができます。

給料交渉の場で絶対に避けるべきNG行動

感情論や個人的な生活事情を昇給の理由にすること

給料交渉の場において、住宅ローンの負担が増えたから給料を上げてほしい、物価高で生活費が苦しいから基本給を見直してほしいといった、個人的な生活事情を昇給の理由にすることは、厳禁です。企業は、社員の生活を保障するためではなく、あくまで社員が提供する実務上の価値や、会社にもたらす利益に対して、対価として給料を支払います。論理的思考が求められるビジネスの場において、個人的な感情論を持ち出すことは、評価者からの信頼を大きく失う原因となります。

高圧的な態度で給与の引き上げを要求すること

自身がどれほど高い実績を残していたとしても、給料を上げてくれないなら辞める、他の社員よりも成果を出しているのだから昇給して当然だ、と高圧的な態度で要求を突きつけることは、絶対に避けるべき行動です。企業は、個人の能力だけでなく、チームの輪を乱さない協調性や、人間性も同時に評価しています。威圧的な態度は、一緒に働く仲間としての適格性に欠けると判断され、最悪の場合は、今後のキャリア形成に深刻な悪影響を及ぼすリスクを伴います。

ABOUT ME
ライト
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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