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IT転職イベントを活用して年収アップ!給料交渉の進め方と成功のポイント

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IT業界での転職を通じて、これまでに培ってきた実務経験や専門スキルを最大限に活かし、さらなるキャリアアップや、大幅な年収アップを実現したいと考える求職者は、数多く存在します。エンジニアやインフラ担当、ITコンサルタント、Webディレクター、IT営業など、多岐にわたる職種が存在するIT業界において、複数の企業と一度に接点を持てる「IT転職イベント」は、効率的に情報収集を行い、自身に合った企業を見極めるための、非常に有効な手段として注目を集めています。しかし、いざ転職イベントに参加して転職活動を進めるにあたり、会場でどのように企業へアピールすればよいのか、あるいは、選考が進む中でどのように給料交渉を行えば、企業からの心証を損ねずに納得のいく年収を獲得できるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は少なくありません。

IT転職イベントならではの特徴や、企業との接点の持ち方を正しく把握し、企業が求める人物像と、自身のこれまでの実績を照らし合わせながら、適切なタイミングと手順で給料交渉を進めることができれば、希望する条件を引き出し、納得のいく転職を果たすことは十分に可能です。この記事では、IT転職イベントを活用するメリットをはじめ、適正年収を見極めるための事前準備、オファー面談でのスマートな給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

IT転職イベントの特徴と参加するメリット

まずは、IT業界を目指して転職活動を行う際、IT転職イベントに参加することで得られるメリットや、それが後の給料交渉にどう繋がるのかについて、正しい理解を深めておくことが大切です。

多様なIT企業と直接対話できる貴重な機会

IT転職イベントの最大の魅力は、自社開発を行うWeb企業から、大規模なシステム構築を担うSIer、成長著しいスタートアップ企業に至るまで、多種多様なIT企業がひとつの会場に集まる点にあります。

一般的な求人サイトを通じた応募では、書類選考を通過するまで企業の担当者と話すことはできませんが、転職イベントの場では、ブースを訪問するだけで、企業の採用担当者や、実際に現場で働くエンジニアと、直接対話することができます。面接という緊張感のある場に入る前に、企業風土や開発環境、求められるスキルレベルについて、生きた情報を直接収集できるため、自身の経験がその企業でどのように活かせるのかを、より具体的にイメージすることが可能となります。

企業のリアルな評価基準や相場感を把握できる

転職イベントの会場で、複数の企業担当者と直接コミュニケーションをとることは、自身の現在のスキルや経験が、市場においてどの程度の年収レンジで評価されるのかという相場感を、リアルに把握するための絶好の機会となります。

それぞれのブースで、自社の評価制度や、どのような経験を持つ人材を高く評価するのかといった基準を聞き出すことで、業界全体における自身の客観的な市場価値を、ある程度推測することができます。ここで得られた企業ごとの評価基準や求める人物像に関する生の情報は、その後の本格的な選考や、最終的な給料交渉において、論理的で説得力のある根拠を組み立てるための、強力な材料となります。

納得のいく給料水準を見極めるための事前準備

志望する企業から納得のいく給料を引き出すためには、交渉の場に臨む前に、現在の自身の正確な年収と、市場における客観的な価値を、正しく把握しておく事前準備が欠かせません。

現在の年収を額面の総支給額で正確に把握する

自身の給与水準を比較し、検討する上で基準となるのが、現在、または前職での正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や、社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが、絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や、給料明細を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職先から提示された条件が、自身のスキルや経験に対して適正であるかを、冷静に判断することができます。

転職イベントで得た情報をもとに客観的な市場相場をリサーチする

自身の適正な給料水準を見極めるためには、労働市場の客観的なデータに触れることが、最も効果的です。IT転職イベントの場で収集した各企業の給与テーブルや、求めるスキルレベルの情報をベースにしながら、転職サイトなどの求人情報も併用し、自身と同等の技術力や実務経験を持つ人材が、どのような給料レンジで募集されているのかを確認し、おおよその相場観を掴みます。前職時代の給与水準だけを基準にするのではなく、イベントを通じて得られた同業界におけるリアルな平均水準を、客観的な視点から把握しておくことが、その後の給料交渉を有利に進めるための、非常に有効な手段となります。

好条件を引き出す具体的な給料交渉のステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、志望する企業から、納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な給料交渉のステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。転職イベントのブース訪問時や、選考の初期段階から、自分から積極的に給料の引き上げを強烈に要求すると、仕事内容や事業への貢献意欲よりも、待遇を優先しているという悪印象を、与えかねません。すべての選考プロセスをクリアし、自身のスキルや人物像が企業にしっかりと評価された状態になってから、初めて交渉のテーブルにつくことが鉄則となります。

実績・スキルと客観的相場を根拠に論理的に説明する

実際の給料の引き上げを打診する際は、個人的な生活事情を、一切排除します。これまでに培ってきた実務経験や専門スキル、IT転職イベントでのリサーチや求人情報から調べた客観的な市場相場、そして、新しい環境でいかに早く業務に馴染み、事業の成長に貢献できるかという即戦力性をベースに、話を組み立てます。提示いただいた魅力的な条件に大変感謝しておりますが、自身のこれまでに培った経験や、市場における同職種の平均的な水準を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかといった形で、客観的な事実に基づいて、論理的に企業へ伝えます。

企業への感謝を忘れず謙虚な相談スタンスを貫く

どれほど事前準備を入念に行い、確固たる根拠を持っていたとしても、希望額を一方的に要求として突きつけるのではなく、あくまで相談の形をとることが、ビジネスにおける重要なルールです。条件の話し合いに入る前に、自身の能力や実績を高く評価して、内定を出してくれた企業に対する感謝を、しっかりと示します。入社後に、いち早く開発プロセスや業務フローを覚え、実力で組織の利益に貢献したいという強い意欲を伝えることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件調整を行うことができます。

転職活動や給料交渉で絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

イベントでの好感触に甘えた過度な給与要求

転職イベントのブースで、企業の担当者から高い評価を受けたり、良い感触を得たりしたからといって、自身のスキルに見合わない高額な給料を、強気に要求することは、絶対に避けるべきです。会社の評価制度や、実際の業務でスキルを発揮して成果を出してこそ、高い報酬が得られるというビジネスの基本を、理解していない人物とみなされることは、採用担当者から敬遠される最大の原因となります。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

生活費が高騰しているから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情や感情論を、給料交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員のプライベートな事情を補助するために給料を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、貢献に対する対価として、給料を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件の変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給料を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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