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第二新卒で「全落ち」から挽回!内定獲得と年収アップを叶える給与交渉の進め方

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第二新卒として転職活動を始めたものの、応募した企業からことごとく不採用通知を受け取り、「全落ち」という厳しい現実に直面して自信を失いかけている方は、決して少なくありません。しかし、第二新卒の書類選考通過率は一般的に20〜30%程度と言われており、複数社に連続して落ちること自体は、実は珍しいことではありません。大切なのは、不採用が続く原因を冷静に分析して選考のステップを立て直し、最終的に内定を勝ち取った上で、自身が希望する給与条件をしっかりと引き出すことです。この記事では、第二新卒が全落ちしてしまう原因と挽回策をはじめ、適正年収を見極める準備、オファー面談でのスマートな給与交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

第二新卒の転職で「全落ち」してしまう主な原因

まずは、一生懸命に転職活動を行っているにもかかわらず、なぜ全落ちという結果を招いてしまうのか、その根本的な原因について、正しい理解を深めておくことが大切です。

新卒時代の就活と同じアプローチをしている

第二新卒の転職で最も陥りやすい失敗の一つが、新卒時代の就職活動と全く同じ感覚で自己アピールをしてしまうことです。企業は、第二新卒に対して学生のような初々しさではなく、社会人としての基本的なビジネスマナーや、前職の経験から何を学んだかという、ビジネスパーソンとしての基礎力を求めています。新卒時と同じように「熱意」や「学生時代の経験」ばかりをアピールし、社会人としての成長や気づきを提示できなければ、企業との間にミスマッチが生じ、不採用が続く原因となります。

応募先が知名度の高い大手や人気企業に偏っている

書類選考の段階で落ち続けてしまう場合、応募している企業が、誰もが知る大手企業や一部の人気業界に極端に偏っている可能性があります。人気企業は倍率が非常に高く、即戦力となる優秀な経験者が多数応募してくるため、経験が浅い第二新卒が同じ土俵で戦うと、どうしても不利になってしまいます。自身の現在の市場価値を客観的に把握せず、競争率が高すぎる企業ばかりを狙うことは、全落ちのリスクを必然的に高める要因となります。

前職の退職理由や不満がネガティブに伝わっている

第二新卒の面接において、面接官が最も懸念するのは「入社してもまたすぐに辞めてしまうのではないか」という点です。そのため、前職を退職した理由を問われた際、「上司と合わなかった」「残業が多かった」といったネガティブな不満や他責思考をそのまま伝えてしまうと、面接官に非常に悪い印象を与えます。事実であったとしても、それを前向きなキャリアの目標に変換して伝えられなければ、選考を通過することは困難です。

全落ちから抜け出し、企業に高く評価されるための対策

全落ちの状況から抜け出し、給与交渉を有利に進められるだけの高い評価を獲得するためには、これまでのアプローチを見直し、戦略を立て直す必要があります。

失敗や挫折を客観的に分析し、学びとして伝える

短期離職や転職活動での全落ちといった一見するとマイナスに思える経験も、伝え方次第で強力な自己PRに変わります。前職で直面した課題や自身の力不足だった点を客観的に分析し、「その失敗からどのような教訓を得て、次の職場でどう活かそうとしているのか」を論理的に説明することが重要です。自らの失敗から目を背けずに改善しようとする誠実な姿勢は、企業に「入社後も困難を乗り越えて成長してくれる人材である」という高いポテンシャルを感じさせます。

視野を広げて企業選びの軸を再構築する

応募先の偏りをなくすためには、知名度や企業規模だけでなく、BtoB(企業間取引)の優良企業や、今後成長が見込まれる業界へと、思い切って視野を広げることが効果的です。改めて自己分析を行い、自身の強みが活かせる環境はどこなのか、転職において絶対に譲れない条件は何なのかという「転職の軸」を再構築することで、競争率が適正で、かつ自身を高く評価してくれる企業と出会う確率が格段に上がります。

挽回して内定獲得!年収アップを叶える給与交渉のステップ

適切な対策によって企業の評価を高め、見事に内定を獲得した後は、自身の希望する働き方と納得のいく年収を実現するための、具体的な給与交渉のステップへと進みます。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。選考の初期段階から、自分から積極的に給与の引き上げを要求すると、仕事内容への意欲よりも待遇を優先しているという、悪印象を与えかねません。すべての選考プロセスをクリアし、自身のポテンシャルが企業にしっかりと評価された状態になってから、初めて交渉のテーブルにつくことが、鉄則となります。

現在の年収と客観的な市場相場を正確に把握する

自身の適正な給与水準を見極め、説得力のある交渉を行うためには、労働市場の客観的なデータに触れることが不可欠です。まずは、前職での基本給に各種手当や賞与を加えた「額面の総支給額」を正確に把握し、比較の基準とします。その上で、転職サイトや求人情報を活用し、自身が志望する業界や職種において、第二新卒層がどのような給与レンジで採用されているのかを調べ、おおよその相場観を掴んでおくことが、現実的な交渉ラインを設定するための有効な手段となります。

自身のポテンシャルと貢献意欲を根拠に論理的に相談する

実際の給与の引き上げを切り出す際は、個人的な生活事情を、一切排除します。全落ちの挫折を乗り越える過程で深めた自己分析に基づく自身の強みや、リサーチによって調べた客観的な市場相場、そして、新しい環境でいかに早く業務を吸収し貢献できるかというポテンシャルをベースに、話を組み立てます。提示いただいた条件に感謝を示しつつ、市場における同業種の平均的な水準を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただけないかと、客観的な事実に基づいて論理的に説明することが、企業側を納得させる強力な根拠となります。

転職活動や給与交渉で絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

自身の経験やスキルを過大に誇張した過度な給与要求

内定をもらえた焦りや嬉しさから、これまでの実務経験や実績を事実以上に大きく見せたり、未経験領域であるにもかかわらず相場を無視して高額な給料を強気に要求したりすることは、絶対に避けるべきです。入社後の実務を通じて、実際のスキルレベルはすぐに判明します。実態に合わない要求を行う人物とみなされることは、採用担当者から敬遠され、せっかく獲得した内定を危うくする最大の原因となります。

個人的な生活事情や感情論を交渉の理由にすること

生活費が高騰しているから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情を、給与交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員の個人的な事情を補助するために給与を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、将来のポテンシャルに対する対価として、給与を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件の変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給料を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
ライト
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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