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第二新卒向け転職イベントを活用して年収アップ!給料交渉を成功させる進め方

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学校を卒業して数年以内の、第二新卒として転職活動を進める中で、合同企業説明会などの転職イベントに参加することが本当に選考の有利に働くのだろうか、あるいは、第二新卒という立場で転職イベントを活用して転職するにあたり、どのように給料交渉を進めれば、納得のいく年収を獲得できるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は、決して少なくありません。転職イベントは、企業の採用担当者と直接対話ができる貴重な場であり、特定の企業の常識に染まりきっていない、高い柔軟性とポテンシャルを持つ若手人材を求める企業との、重要な接点となります。企業の採用背景や、イベントを通じて得られる情報を正しく把握し、適切なタイミングと手順で給料交渉を行うことができれば、実務経験が浅い第二新卒であっても企業側からの評価を損ねることなく、納得のいく条件を引き出すことが、十分に可能です。この記事では、第二新卒が転職イベントを利用するメリットをはじめ、適正年収を見極める準備、オファー面談でのスマートな給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

第二新卒が転職イベントに参加するメリットと給与事情

まずは、第二新卒のビジネスパーソンが転職イベントに参加する際、企業側がどのような意図でブースを出展しているのか、そして、そこからどのように給料が決定されていくのか、その基本的な仕組みについて、正しい理解を深めておくことが大切です。

企業の生の声を聞きポテンシャル評価の基準を知る

多くの企業が転職イベントに参加する最大の理由は、Web上の求人情報だけでは伝わらない自社の魅力や、求める人物像を直接求職者に伝えるためです。第二新卒の採用選考では、高度な専門スキルや膨大な実績そのものよりも、社会人としての基礎的なビジネスマナーや、新しい環境に素直に適応する柔軟性といった、ポテンシャルが重く評価される傾向にあります。イベント会場で企業の担当者と直接会話を交わすことで、その企業がどのようなポテンシャルを高く評価するのか、具体的な基準を生の声として知ることができます。この事前の情報収集は、後の面接や給料交渉において、自身の強みを効果的にアピールするための、非常に強力な武器となります。

転職イベントから始まる給与交渉の可能性

転職イベントに参加したからといって、すぐに特別待遇が約束されるわけではありません。入社直後の基本給自体は、企業が定める若手向けの給与規定や給与テーブルに当てはめて決定されるため、前職での経験年数を考慮しつつも、企業のベースラインに沿って設定されることが一般的です。しかし、イベントでの積極的な姿勢や質問内容が評価され、人事担当者に良い印象を残すことができれば、選考プロセスがスムーズに進むだけでなく、ポテンシャルの高さを証明する第一歩となります。給料交渉においては、イベントで得た企業ごとの評価制度や、昇給の仕組み、将来的なキャリアパスに伴う待遇の伸びしろを正しく把握しておくことが、非常に重要となります。

適正な給与水準を見極めるための転職イベント活用法

志望する企業から納得のいく給料を引き出すためには、交渉の場に臨む前に、自身の給与相場や市場価値を、客観的に把握するための事前準備が欠かせません。

ブースでの質問を通じて業界のリアルな相場を掴む

自身の適正な給与水準を見極めるためには、労働市場の客観的なデータに触れることが、最も効果的です。転職イベントは、一度に複数の企業から直接情報を得ることができる、絶好の機会です。各企業のブースを訪問した際、大まかな給与体系や評価基準、モデル年収などについて質問することで、自身が志望する業界や職種において、第二新卒層がどのような給料レンジで採用されているのか、おおよその相場観を掴むことができます。求人票の文字情報だけでは読み取れない、リアルな給料水準を客観的な視点から確認しておくことが、論理的で説得力のある交渉を行うための、非常に有効な手段となります。

現在の年収を基準に自身の市場価値を測る

イベントで得た情報を比較し、検討する上で基準となるのが、現在の自身の正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが、絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や、給与明細に記載されている支払金額を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職イベントで出会った企業から将来的に提示される条件が、自身のスキルや経験に対して、適正な水準であるかを、冷静に判断することができます。

納得のいく条件を引き出す具体的な給料交渉のステップ

適切な準備と情報の把握を行った上で、志望する企業から納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な交渉ステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。イベント会場での初対面の場や、選考の初期段階から自分から積極的に給料の引き上げを要求すると、仕事内容への意欲や企業への貢献意欲よりも、待遇を優先しているという、悪印象を与えかねません。すべての選考をクリアし、自身のポテンシャルや人物像が、企業にしっかりと評価された状態になってから、初めて交渉のテーブルにつくことが、鉄則となります。

イベントで得た情報とポテンシャルを根拠に論理的に説明する

実際の給料の引き上げを切り出す際は、個人的な生活事情を一切排除します。これまでに培ってきた社会人としての基礎的なスキルや、転職イベントでのヒアリングを通して調べた客観的な市場相場、そして、入社後にいかに早く業務を吸収し貢献できるかというポテンシャルをベースに、話を組み立てます。提示いただいた条件に大変感謝しておりますが、自身のこれまでの経験や、市場における同業種の平均的な水準を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかと、客観的な事実に基づいて論理的に説明することが、企業側を納得させる、強力な根拠となります。

企業への感謝を忘れず謙虚な相談スタンスを貫く

どれほど事前準備を入念に行い、確固たる根拠を持っていたとしても、希望額を一方的に要求として突きつけるのではなく、あくまで相談の形をとることが、ビジネスにおける重要なルールです。条件の話し合いに入る前に、経験が浅い立場でありながら、自分を高く評価して内定を出してくれた企業に対する感謝と、入社後にいち早く業務を覚え、実力で組織の利益に貢献したいという強い意欲を、真っ先に伝えます。プロとしての自覚と、新しい組織へ馴染もうとする謙虚さを両立させることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件調整を行うことができます。

転職イベントや選考時に絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

イベント会場で唐突に過度な給与要求をすること

転職イベントのブースは、あくまで企業説明と質疑応答の場です。自身の経験の浅さという立場や、企業の厳格な給与テーブル、実際の労働市場の相場を無視して、初対面の担当者に対して唐突に高額な給与を強気に要求することは、絶対に避けるべきです。会社の評価制度や、実務スキルを発揮してこそ高い報酬が得られるというビジネスの基本を理解していない人物とみなされることは、選考に進む前に敬遠される、最大の原因となります。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

生活費が高騰しているから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情を、給料交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員の生活費を補助するために給料を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、将来のポテンシャルに対する対価として、給料を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件の変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給料を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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