お役立ち情報
PR

第二新卒と中途採用はどっちがいい?自分に合う応募枠の選び方と年収アップを叶える給料交渉の進め方

ライト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

学校を卒業して数年以内の、第二新卒として転職活動を進める中で、自分は「第二新卒枠」と「一般的な中途採用(キャリア採用)枠」のどちらで応募するのが正解なのだろうか、あるいは、それぞれの応募枠によって選考の難易度や給料 negotiator(給料交渉)で引き出せる年収条件にどのような違いがあるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は、決して少なくありません。転職市場において、どちらの枠組でエントリーするかは、自身のキャリアの強みや評価のされ方に直結し、その後の年収や待遇の決定にも大きな影響を与えます。それぞれの採用背景や評価基準を正しく理解し、自身の現状に合った枠組みを選んだ上で適切なタイミングと手順で給料交渉を行うことができれば、企業側からの評価を損ねることなく、納得のいく条件を引き出すことが、十分に可能です。この記事では、「第二新卒」と「中途採用」のそれぞれの特徴や選び方をはじめ、適正年収を見極める準備、オファー面談でのスマートな給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

第二新卒枠と中途(キャリア)採用枠の違いと特徴

まずは、転職市場において「第二新卒枠」と「中途採用枠」がどのように区別され、企業側がそれぞれに対してどのような期待を寄せているのか、その基本的な違いについて、正しい理解を深めておくことが大切です。

第二新卒枠の特徴と企業が求めるポテンシャル

一般的に「第二新卒枠」での採用選考では、前職での勤務期間が短いことを前提としているため、高度な専門スキルや膨大な実績そのものよりも、社会人としての基礎的なビジネスマナーや、新しい環境に素直に適応する柔軟性といった、ポテンシャルが重く評価される傾向にあります。企業側は、自社の文化に馴染みやすく、長期的な視点で組織の成長に貢献してくれる若手人材を求めています。そのため、前職での経験の浅さを過度に気にする必要はなく、仕事に対する熱意や素直さを前面に打ち出すことで、未経験の業界や職種であっても内定を獲得しやすいというメリットがあります。

中途採用枠の特徴と即戦力としてのスキル評価

一方で、一般的な「中途採用(キャリア採用)枠」では、業界経験や職種経験を問わず、入社直後から即戦力として成果を上げることが強く期待されます。前職で明確な実績や専門的な実務スキルを積んできた場合、第二新卒の年代であっても中途採用枠で応募することが可能であり、スキルに見合った給与テーブルが適用されるため、転職時の初期提示額が高くなりやすいという特徴があります。ただし、選考の基準は厳しくなり、前職での具体的な実績や業務プロセスの再現性が厳格に問われることになります。

自分に合う応募枠を見極めるための判断基準

自分がどちらの枠で応募すべきか迷った際は、自身の保有するスキルや、今回の転職で何を最も優先したいのかによって判断することが重要です。

実務経験やスキルに不安がある場合の判断

前職での在籍期間が短く、アピールできる実績や専門的なスキルが少ないと感じている場合は、「第二新卒枠」での応募を選択するのが確実です。ポテンシャル評価を中心とした選考を受けることで、経験不足を理由に不採用となるリスクを減らし、入社後の丁寧な育成環境を手に入れることができます。焦ってキャリア採用枠を狙うよりも、まずは第二新卒として確実に採用され、新しい企業で着実にスキルを身につけていくことが、中長期的なキャリア形成において有利に働きます。

給与アップや年収増加を最優先にする場合の判断

前職で一定の専門業務を経験しており、同種業界や同職種への転職で年収アップを強く希望している場合は、「中途採用枠」での応募にチャレンジする価値があります。実務経験をダイレクトに評価してもらうことで、スタート時の基本給が高く設定されやすくなり、給料交渉の際にも、前職での具体的な成果を根拠として提示しやすくなります。自身のスキルが即戦力として通用するかどうかを客観的に見極めた上で、強みを発揮できる領域であれば、中途採用枠を選択することが年収アップへの近道となります。

枠組みに応じた適正な給与水準を見極めるための事前準備

志望する企業から納得のいく給料を引き出し、給与交渉を成功させるためには、交渉の場に臨む前に自身のアドバンテージや市場価値を客観的に把握しておくための、事前準備が欠かせません。

現在の年収を額面の総支給額で正確に把握する

自身の給与水準を比較し、検討する上で基準となるのが、現在の自身の正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが、絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や、給料明細に記載されている支払金額を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職先から提示された条件が、自身のスキルや経験に対して、適正な水準であるかを、冷静に判断することができます。

応募枠に応じた客観的な市場相場をリサーチする

自身の適正な給与水準を見極めるためには、労働市場の客観的なデータに触れることが、最も効果的です。転職サイトや求人情報を活用し、自身が志望する業界や職種において、「第二新卒」と「中途採用」のそれぞれでどのような給料レンジが設定されているのかを調べ、おおよその相場観を掴みます。企業規模や応募枠特有の給料水準を、客観的な視点から確認しておくことが、面接時に希望年収を聞かれた際や、その後の給料交渉において、論理的で説得力のある説明を行うための、非常に有効な手段となります。

納得のいく条件を引き出す具体的な給料交渉のステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、志望企業から納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な交渉ステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。選考の初期段階から、自分から積極的に給料の引き上げを要求すると、仕事内容への意欲や企業への貢献意欲よりも、待遇を優先しているという、悪印象を与えかねません。すべての選考をクリアし、自身のポテンシャルや即戦力としてのスキルが、十分に評価された状態になってから、初めて交渉のテーブルにつくことが、鉄則となります。

応募枠に応じたアピールポイントを根拠に論理的に説明する

実際の給料の引き上げを切り出す際は、個人的な生活事情を一切排除します。「第二新卒枠」であれば、社会人基礎力と今後の伸びしろであるポテンシャルを、「中途採用枠」であれば、即戦力として貢献できる実務スキルと具体的な実績をベースに、話を組み立てます。提示いただいた条件に大変感謝しておりますが、自身のこれまでの経験や、市場における同業種の平均的な水準を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかと、客観的な事実に基づいて論理的に説明することが、企業側を納得させる、強力な根拠となります。

企業への感謝を忘れず謙虚な相談スタンスを貫く

どれほど事前準備を入念に行い、確固たる根拠を持っていたとしても、希望額を一方的に要求として突きつけるのではなく、あくまで相談の形をとることが、ビジネスにおける重要なルールです。条件の話し合いに入る前に、自分を高く評価して内定を出してくれた企業に対する感謝と、入社後にいち早く業務を覚え、実力で組織の利益に貢献したいという強い意欲を、真っ先に伝えます。プロとしての自覚と、新しい組織へ馴染もうとする謙虚さを両立させることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件調整を行うことができます。

転職活動や給料交渉で絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

自身の市場価値を過信した相場を逸脱する過度な給与要求

転職活動で内定を獲得したという勢いや、一部のネット上の情報を過信し、自身の経験や応募枠の立場、企業の厳格な給与テーブル、実際の労働市場の相場を無視して、高額な給与を強気に要求することは、絶対に避けるべきです。会社の評価制度や、実務スキルがあってこそ高い報酬が得られるというビジネスの基本を理解していない人物とみなされることは、採用担当者から敬遠される、最大の原因となります。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

生活費が高騰しているから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情を、給料交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員の生活費を補助するために給料を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、将来のポテンシャルに対する対価として、給料を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件の変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給料を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました