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未経験からのIT転職におすすめの転職サイト活用法と年収アップを叶える給与交渉の進め方

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デジタル化の加速やIT人材の慢性的な不足を背景に、異業種から未経験でIT業界への転職を目指し、新たなキャリアを切り拓きたいと考える求職者は、数多く存在します。これまでに培ってきた社会人経験やコミュニケーション能力を活かし、IT業界で専門知識を身につけることで、中長期的なキャリアアップや年収アップを実現したいと望む方は少なくありません。しかし、いざ転職活動を進めるにあたり、数ある「IT転職サイト」の中から未経験者に合ったサイトをどのように選べばよいのか、また、選考が進む中でどのように給与交渉を行えば、企業からの心証を損ねずに、納得のいく年収を獲得できるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は多くいらっしゃいます。

未経験者を対象としたIT転職サイトの特徴や効果的な活用法を正しく把握し、企業が求める人物像と自身のこれまでの実績を照らし合わせながら、適切なタイミングと手順で給与交渉を進めることができれば、希望する条件を引き出し、納得のいく転職を果たすことは十分に可能です。この記事では、未経験からのIT転職におけるサイトの選び方をはじめ、適正年収を見極めるための事前準備、オファー面談でのスマートな給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

未経験からのIT転職における転職サイトの選び方と特徴

まずは、異業種からIT業界へ挑戦する際、数ある転職サイトの中からどのようなサービスを選び、どのように活用すべきか、その基本的な特徴について、正しい理解を深めておくことが大切です。

未経験向け求人が豊富な転職サイトの種類と強み

未経験からのIT転職において、年収アップや長期的なキャリア形成を目指す場合、自力で求人を検索して応募する「直接応募型の転職サイト」と、担当者がついてサポートしてくれる「転職エージェント型のサイト」の双方を、賢く使い分けることが重要となります。

未経験歓迎の求人を多く扱う大手転職サイトは、職種や勤務地、給与条件などのこだわり検索が充実しており、業界全体の募集傾向や給与相場を把握する上で非常に役立ちます。一方で、IT業界に特化した転職サイトやエージェント機能を備えたサイトでは、未経験者の育成枠やポテンシャル採用の求人を豊富に保有しており、入社後の研修体制や想定されるキャリアパスについて、詳しい情報を得られるという強みを持っています。

転職サイトのスカウト機能や求人情報のチェックポイント

効率よく納得のいく企業と出会うためには、転職サイトに登録されている「スカウト機能」を積極的に活用することが効果的です。

自身のこれまでに培った職務経歴や、独学で得たITに関する基礎知識、保有資格などをWEB履歴書に詳しく記載しておくことで、未経験者のポテンシャルを高く評価してくれる企業から、直接オファーが届く機会が増えます。求人情報を確認する際は、提示されている初任給の金額だけでなく、基本給の内訳や各種手当、昇給制度の有無、そして実際の残業時間や評価基準についてもしっかりとチェックし、入社後の昇給可能性を含めた全体像を把握することが大切です。

納得のいく給料水準を見極めるための事前準備

志望する企業から納得のいく給料を引き出すためには、交渉の場に臨む前に、現在の自身の正確な年収と、市場における客観的な価値を、正しく把握しておく事前準備が欠かせません。

現在の年収を額面の総支給額で正確に把握する

自身の給与水準を比較し、検討する上で基準となるのが、現在、または前職での正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や、社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが、絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や、給与明細を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職サイト経由で応募した企業から提示された条件が、自身の状況に対して適正であるかを、冷静に判断することができます。

未経験向けIT求人の客観的な市場相場をリサーチする

自身の適正な給与水準を見極めるためには、労働市場の客観的なデータに触れることが、最も効果的です。複数のIT転職サイトを活用し、未経験からスタートする職種や、自身の年齢層に近い求人がどのような給与レンジで募集されているのかを確認し、おおよその相場観を掴みます。前職時代の給与水準だけを基準にするのではなく、IT業界の未経験枠における平均的な水準や、志望企業の給与テーブルを、客観的な視点から把握しておくことが、その後の給与交渉において、論理的で説得力のある説明を行うための、非常に有効な手段となります。

好条件を引き出す具体的な給与交渉のステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、志望する企業から、納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な給与交渉のステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。選考の初期段階から、自分から積極的に給与の引き上げを強烈に要求すると、仕事内容や技術習得への貢献意欲よりも、待遇を優先しているという悪印象を、与えかねません。選考を通じて、自身のビジネススキルや人物像が、企業に高く評価された後、希望する給与の条件や理由について、適切なタイミングで相談することが、鉄則となります。

前職の実績や汎用スキルを根拠に論理的に説明する

実際の給与の引き上げを打診する際は、個人的な生活事情を、一切排除します。これまでに培ってきた折衝能力やプロジェクト管理実績、自己学習の進捗状況、リサーチによって調べた客観的な市場相場、そして、新しい環境でいかに早く業務に馴染み、事業の成長に貢献できるかという意欲をベースに、話を組み立てます。提示いただいた魅力的な条件に大変感謝しておりますが、自身のこれまでに培った社会人経験や、市場における未経験採用の平均的な水準を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかといった形で、客観的な事実に基づいて、論理的に企業へ伝えます。

企業への感謝を忘れず謙虚な相談スタンスを貫く

どれほど事前準備を入念に行い、確固たる根拠を持っていたとしても、希望額を一方的に要求として突きつけるのではなく、あくまで相談の形をとることが、ビジネスにおける重要なルールです。条件の話し合いに入る前に、自身のポテンシャルを高く評価して、内定を出してくれた企業に対する感謝を、しっかりと示します。入社後に、いち早くITの専門知識や業務フローを覚え、実力で組織の利益に貢献したいという強い意欲を伝えることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件調整を行うことができます。

転職活動や給与交渉で絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

未経験である事実を無視した過度な給与要求

前職で高い役職に就いていたからといって、IT業界での実務経験がないにもかかわらず、自身の現状のスキルに見合わない高額な給与を、強気に要求することは、絶対に避けるべきです。IT業界の評価制度や、実際の業務で専門スキルを発揮して成果を出してこそ、高い報酬が得られるというビジネスの基本を、理解していない人物とみなされることは、採用担当者から敬遠される最大の原因となります。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

住宅ローンの返済があるから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情や感情論を、給与交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員のプライベートな事情を補助するために給与を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、貢献に対する対価として、給与を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に条件変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給与を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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