お役立ち情報
PR

IT転職で年収アップに繋がる資格ランキングと給料交渉の進め方

ライト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

IT業界での転職を通じて、これまでに培ってきた実務経験や専門スキルを最大限に活かし、さらなるキャリアアップや、大幅な年収アップを実現したいと考える求職者は、数多く存在します。転職市場において、自身のスキルを客観的に証明する手段として、資格の取得は非常に有効であり、様々なメディアで発表される資格ランキングを参考にしながら、取得を目指す方は少なくありません。しかし、いざ転職活動を進めるにあたり、ランキング上位の資格が実際の選考でどのように評価されるのか、あるいは、選考が進む中でその資格を武器としてどのように給料交渉を行えば、企業からの心証を損ねずに、納得のいく年収を獲得できるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は多くいらっしゃいます。

IT業界における資格の評価構造や、給与体系の仕組みを正しく把握し、企業が求める人物像と自身のスキルや資格を照らし合わせながら、適切なタイミングと手順で給料交渉を進めることができれば、希望する条件を引き出し、納得のいく転職を果たすことは十分に可能です。この記事では、IT転職において評価されやすい資格の傾向をはじめ、適正年収を見極めるための事前準備、オファー面談でのスマートな給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

IT転職で有利になる資格ランキングの傾向と評価

まずは、IT関連企業へ転職活動を行う際、ランキングで上位に入るような資格が、企業側からなぜ高く評価され、それが提示される給料や待遇において、どのように有利に働くのかについて、正しい理解を深めておくことが大切です。

インフラ・クラウド系の専門資格に対する高い評価

転職に有利な資格ランキングにおいて、常に上位に位置するのが、ネットワークやサーバーの構築スキルを示すベンダー資格や、大手クラウドサービス事業者が提供する認定資格です。

現代のシステム開発において、クラウド環境の構築や、高度なネットワークセキュリティの知識は、非常に需要が高く、現場の即戦力として、高い価値を持ちます。面接という限られた時間の中であっても、これらの専門資格を保有している事実があれば、一定水準以上の知識と、それを習得するための学習意欲があることの証明となり、採用担当者に対して、入社後の早期活躍を強く印象付けることができます。

プロジェクト管理や上流工程向けの資格の重要性

開発や構築の現場技術だけでなく、プロジェクト全体を管理するマネジメント系の資格や、IT全般に関する体系的な知識を証明する国家資格なども、ランキングで頻繁に上位に取り上げられます。

プロジェクトマネジメントや、ITサービス管理に関する資格を保持していることは、将来的なチームリーダーや、管理職としての適正を示す根拠となり、採用担当者に対して、長期的な貢献可能性をアピールすることができます。上流工程やマネジメント業務を見据えた採用枠として評価されることで、一般的なメンバー層よりも高い給料水準でのオファーを、引き出しやすくなります。

資格を活かして有利に給料交渉を進めるための事前準備

志望する企業から納得のいく給料を引き出すためには、交渉の場に臨む前に、現在の自身の正確な年収と、市場における客観的な価値を、正しく把握しておく事前準備が欠かせません。

現在の年収を額面の総支給額で正確に把握する

自身の給与水準を比較し、検討する上で基準となるのが、現在、または前職での正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や、社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが、絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や、給料明細を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職先から提示された条件が、自身のスキルや保有資格に対して適正であるかを、冷静に判断することができます。

自身の保有資格が評価される市場相場をリサーチする

自身の適正な給料水準を見極めるためには、労働市場の客観的なデータに触れることが、最も効果的です。求人情報や転職サイトを活用し、IT業界において、自身と同等の実務経験と、同じ資格を持つ人材が、どのような給料レンジで募集されているのかを確認し、おおよその相場観を掴みます。前職時代の給与水準だけを基準にするのではなく、同業界において、自身の持つ資格がどの程度高く評価されているのか、また、志望企業の給与テーブルを、客観的な視点から把握しておくことが、その後の給料交渉において、論理的で説得力のある説明を行うための、非常に有効な手段となります。

資格を武器に好条件を引き出す給料交渉の具体的なステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、志望する企業から、納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な給料交渉のステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。選考の初期段階から、自分から積極的に給料の引き上げを強烈に要求すると、仕事内容や事業への貢献意欲よりも、待遇を優先しているという悪印象を、与えかねません。選考を通じて、自身の保有資格や技術スキル、人物像が企業に高く評価された後、希望する給料の条件や理由について、適切なタイミングで相談することが、鉄則となります。

資格と実務経験を掛け合わせた論理的な説明

実際の給料の引き上げを打診する際は、個人的な生活事情を、一切排除します。これまでに培ってきた実務経験や、ランキング上位の資格によって証明される確かな専門知識、リサーチによって調べたIT業界での客観的な市場相場、そして、新しい環境でいかに早く業務に馴染み、事業の成長に貢献できるかという即戦力性をベースに、話を組み立てます。提示いただいた魅力的な条件に大変感謝しておりますが、自身のこれまでに培った経験や保有資格、市場における同水準の平均的な相場を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかといった形で、客観的な事実に基づいて、論理的に企業へ伝えます。

企業への感謝を忘れず謙虚な相談スタンスを貫く

どれほど事前準備を入念に行い、資格という確固たる根拠を持っていたとしても、希望額を一方的に要求として突きつけるのではなく、あくまで相談の形をとることが、ビジネスにおける重要なルールです。条件の話し合いに入る前に、自身の能力や実績、保有資格を高く評価して、内定を出してくれた企業に対する感謝を、しっかりと示します。入社後に、いち早く自社の開発プロセスやシステム構成を把握し、実力で組織の利益に貢献したいという強い意欲を伝えることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件調整を行うことができます。

資格保有者が転職活動や給料交渉で避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

資格の保有のみを根拠にした過度な給与要求

ランキングで常に上位に入るような、難易度の高い資格を保有しているからといって、実務スキルや現場での過去の成果を無視し、資格の存在だけを根拠にして、高額な給料を要求することは、絶対に避けるべきです。IT業界において重視されるのは、資格という知識の証明だけでなく、その知識を活かして、実際の現場でどのような価値を生み出せるかという点です。評価制度や実務貢献への姿勢を理解していない人物とみなされることは、採用担当者から敬遠される最大の原因となります。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

資格取得のためのスクール費用や受験料が高額だったから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情や感情論を、給料交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員のプライベートな事情を補助するために給料を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、貢献に対する対価として、給料を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件の変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給料を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました