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第二新卒で外資系IT企業へ転職!年収アップを叶える給与交渉の進め方

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学校を卒業して数年以内の、第二新卒として外資系IT企業への転職を目指し、新たなキャリアに挑戦しつつ年収アップを叶えたいと考えた際、給与交渉は敷居が高いものだと思い込んでしまう方は、決して少なくありません。しかし、実務経験が浅い第二新卒であっても、急速なデジタル化を背景に優秀な若手人材を求める外資系IT企業において、適切な準備とステップを踏んで給与交渉に臨むことで、納得のいく年収を獲得することは十分に可能です。この記事では、第二新卒が外資系IT企業への転職で給料交渉を有利に進めるためのポイントをはじめ、適正年収を見極める準備、オファー面談でのスマートな交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

第二新卒における外資系IT企業の転職市場と給与事情

まずは、第二新卒のビジネスパーソンが外資系IT企業を目指して転職活動を行う際、給与や採用評価においてどのような特徴があるのか、その基本的な仕組みについて正しい理解を深めておくことが大切です。

実力主義とジョブ型雇用におけるポテンシャルの評価

外資系IT企業の多くは、個人の役割や職務内容が明確に定義されたジョブ型雇用を採用しています。中途採用では即戦力が重視される傾向にありますが、成長意欲の高い第二新卒層に対しては、前職での勤務期間が数年であったとしても、論理的思考力や新しい技術を素直に吸収する学習意欲、そして変化の激しい環境を楽しむ柔軟性が高く評価されます。特定の企業の常識にとらわれないポテンシャルを持つ若手人材に対し、企業側も将来のコアメンバーとしての期待を込めて採用を行っています。

基本給・ボーナス・株式報酬で構成される給与体系

外資系IT企業の報酬は、ベースとなる基本給だけでなく、個人の成果に応じたインセンティブやボーナス、さらには中長期的な資産形成につながる株式報酬(RSUなど)が組み合わせて支給されるケースが一般的です。入社時のオファー提示においては、職階(ジョブグレード)ごとに定められた給与レンジを基準に算出されますが、前職での経験や保有するスキル、英語力をはじめとする強みを適切にアピールできれば、初期提示の引き上げや各種手当の調整を行う余地が生まれます。

納得のいく条件を引き出すための事前準備

志望する外資系IT企業から納得のいく給料を引き出すためには、交渉の場に臨む前に、現在の自身の正確な経済状況と、市場における客観的な価値を正しく把握しておく事前準備が欠かせません。

現在の年収を額面の総支給額で正確に把握する

自身の給与水準を比較し、検討する上で基準となるのが、現在または前職での正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や給料明細を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職先から提示された条件が自身のスキルや経験に対して適正であるかを冷静に判断することができます。

外資系IT業界の客観的な市場相場と報酬構造をリサーチする

自身の適正な給料水準を見極めるためには、労働市場の客観的なデータに触れることが最も効果的です。転職サイトや求人情報を活用し、外資系IT企業の第二新卒層がどのような給与レンジで採用されているのかを調べ、おおよその相場観を掴みます。また、ベース給与のほかにサインオンボーナス(入社時一時金)や株式報酬といった選択肢が存在することも理解し、総合的な報酬パッケージ(トータルコンペンセーション)としてどの程度の水準を目指すのかを整理しておくことが重要となります。

実際の給料交渉を進める具体的なステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、志望する企業から納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な交渉ステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。選考の初期段階から自分から積極的に給料の引き上げを強く要求することは控え、すべての選考プロセスをクリアし、自身のポテンシャルや人物像が企業にしっかりと評価された状態になってから、初めて交渉のテーブルにつくことが鉄則となります。

自身の強みと客観的相場を根拠に論理的に説明する

実際の給料の引き上げを切り出す際は、個人的な生活事情を一切排除します。これまでに培ってきた社会人としての基礎的なスキルや、リサーチによって調べた同業界での客観的な市場相場、そして新しい環境でいかに早く業務を吸収し貢献できるかというポテンシャルをベースに話を組み立てます。提示いただいた魅力的な条件に大変感謝しつつ、自身のこれまでに培った経験や市場における同業種の平均的な水準を踏まえ、ベース給与や各種報酬についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかと、客観的な事実に基づいて論理的に説明することが、企業側を納得させる強力な根拠となります。個人での交渉が難しいと感じる場合は、仲介となる転職エージェントを活用して代理で調整を進めてもらうことも有効な手段です。

転職活動や給料交渉で絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

根拠のない過度な給料要求や高圧的な態度

外資系企業であるからといって、自身の経験の浅さや企業の厳格な給与テーブルを無視して、市場相場とかけ離れた過剰に高額な給料を強気に要求し続けることは絶対に避けるべきです。また、自分の主張ばかりを一方的に押し通すような高圧的な態度は、プロフェッショナルとしての信頼を損ねる原因となります。会社の評価制度や、実務スキルを発揮して成果を出してこそ高い報酬が得られるというビジネスの基本を理解した上で、謙虚かつ建設的な姿勢を心がけることが大切です。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

生活費が高騰しているから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった個人的なプライベートの事情を、給料交渉の理由にすることはビジネスの場として不適切です。企業は社員のプライベートな事情を補助するために給料を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や将来のポテンシャルに対する対価として給料を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは自立したビジネスパーソンとしての評価を大きく下げる原因となります。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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