お役立ち情報
PR

第二新卒向け転職フェアを活用して年収アップを叶える給与交渉の進め方

ライト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

学校を卒業して数年以内の、第二新卒として転職活動を進める中で、数多くの企業が集まる転職フェアや合同企業説明会をどのように活用すればよいのか、あるいは、転職フェアを通じて選考に進んだ場合、どのように給料交渉を行えば、企業からの評価を損ねずに納得のいく年収を獲得できるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は、決して少なくありません。

転職フェアは、企業の採用担当者と直接コミュニケーションを取ることができる貴重な場であり、企業のリアルな雰囲気や、求人票だけでは見えてこない評価基準を、肌で感じることができます。転職フェアでの情報収集を効果的に行い、企業の採用背景や給与体系を正しく把握した上で、適切なタイミングと手順で給料交渉を行うことができれば、実務経験が浅い第二新卒であっても、企業側からの評価を損ねることなく、希望する条件を引き出すことは、十分に可能です。この記事では、第二新卒向け転職フェアの活用方法をはじめ、適正年収を見極める準備、オファー面談でのスマートな給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

第二新卒向け転職フェアに参加するメリットと年収アップへの繋がり

まずは、第二新卒のビジネスパーソンが転職フェアに参加する際、どのような視点を持って企業ブースを訪問すれば、その後の選考や給料交渉に役立つのか、基本的な考え方について、正しい理解を深めておくことが大切です。

優良企業との出会いとポテンシャルの直接アピール

転職フェアには、第二新卒の採用に積極的な企業が多数出展しており、業界研究や企業研究を効率的に進めることができます。最大の特徴は、書類選考の前に、現場の社員や人事担当者と直接対話ができる点です。第二新卒の選考においては、社会人としての基本的なビジネスマナーや、コミュニケーション能力といったポテンシャルが重く評価される傾向にあるため、ブースでの対話を通じて前向きな姿勢を直接アピールすることができれば、通常の応募ルートよりも高い評価を得た状態で、面接へと進むことが可能になります。

企業の生の声から適正な給与相場と評価基準を把握する

求人票に記載されている給与額だけでは、昇給のペースや賞与の実績、各種手当の詳細までを正確に把握することは困難です。転職フェアでは、実際に働く社員から、入社後のキャリアパスや評価制度の仕組みについて、直接話を聞くことができます。どのような実績や行動が高く評価され、給与に反映されるのかというリアルな基準を知ることで、自身の市場価値と照らし合わせた適正な給与水準を、客観的に判断するための重要な材料となります。

転職フェアで適正な給与水準を見極めるための事前準備

志望する企業から納得のいく給料を引き出すためには、転職フェアに参加する段階から、現在の自身の正確な年収と、市場における客観的な価値を正しく把握しておく、事前準備が欠かせません。

現在の年収を額面の総支給額で正確に把握する

自身の給与水準を比較し、検討する上で基準となるのが、現在または前職での正確な年収です。この際、毎月銀行口座に振り込まれる手取り額で計算するのではなく、税金や社会保険料が控除される前の、基本給に各種手当や賞与を加えた、額面の総支給額を算出することが、絶対的なルールとなります。直近の源泉徴収票や給与明細を確認し、現在の正確な給与水準を把握しておくことで、転職先から提示された条件が、自身のスキルや経験に対して適正であるかを、冷静に判断することができます。

参加企業の求人票から給与体系と各種手当を比較する

転職フェアに参加する前に、出展企業の求人情報をあらかじめ確認し、基本給だけでなく、みなし残業代の有無や、住宅手当、家族手当といった福利厚生の充実度を比較しておきます。特定の企業の条件だけを見るのではなく、同業界・同職種の企業が、第二新卒に対してどのような給料レンジを提示しているのかを調べ、おおよその相場観を掴んでおくことが、選考やその後の給料交渉において、論理的で説得力のある説明を行うための、非常に有効な手段となります。

転職フェア経由の選考で納得のいく条件を引き出す給料交渉ステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、志望する企業から納得のいく年収の上乗せを引き出すための、具体的な交渉ステップについて解説します。

交渉の最適なタイミングは内定獲得後のオファー面談

具体的な金額の相談や、労働条件の調整を行うのに最も適したタイミングは、企業側があなたを採用したいという意思を固めた、内定獲得後のオファー面談の場です。選考の初期段階から、自分から積極的に給料の引き上げを要求すると、仕事内容への意欲や企業への貢献意欲よりも、待遇を優先しているという、悪印象を与えかねません。すべての選考プロセスをクリアし、自身のポテンシャルが、企業にしっかりと評価された状態になってから、初めて交渉のテーブルにつくことが、鉄則となります。

フェアで得た情報とポテンシャルを根拠に論理的に説明する

実際の給料の引き上げを切り出す際は、個人的な生活事情を、一切排除します。これまでに培ってきた社会人としての基礎的なスキルや、転職フェアを通じて理解した企業の評価基準、そして、入社後にいかに早く業務を吸収し貢献できるかというポテンシャルをベースに、話を組み立てます。提示いただいた条件に大変感謝しておりますが、自身のこれまでの経験や、市場における平均的な水準を踏まえ、基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかと、客観的な事実に基づいて論理的に説明することが、企業側を納得させる、強力な根拠となります。

企業への感謝を忘れず謙虚な相談スタンスを貫く

どれほど事前準備を入念に行い、確固たる根拠を持っていたとしても、希望額を一方的に要求として突きつけるのではなく、あくまで相談の形をとることが、ビジネスにおける重要なルールです。条件の話し合いに入る前に、経験が浅い立場でありながら、自分を高く評価して内定を出してくれた企業に対する感謝と、入社後にいち早く業務を覚え、実力で組織の利益に貢献したいという強い意欲を、真っ先に伝えます。プロとしての自覚と、新しい組織へ馴染もうとする謙虚さを両立させることで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件調整を行うことができます。

転職活動や給料交渉で絶対に避けるべきNG行動

確認や交渉のやり取りにおいて、一歩間違えると企業からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

転職フェアでのブース訪問時にいきなり待遇ばかりを質問する

転職フェアはフランクに質問ができる場ですが、事業内容や仕事のやりがいについて触れることなく、開口一番に給与や残業時間、有給消化率といった待遇面ばかりを質問することは、絶対に避けるべきです。働く意欲が低く、権利ばかりを主張する人物であるとみなされ、面接に進む前に低い評価を下される原因となります。待遇に関する質問は、業務内容や企業のビジョンについて深く理解した後に、確認という形で丁寧に切り出す必要があります。

個人的な事情や感情論を交渉の理由にすること

生活費が高騰しているから、あるいは、これまでの生活水準を維持したいからといった、個人的なプライベートの事情を、給料交渉の理由にすることは、ビジネスの場として不適切です。企業は、社員のプライベートな事情を補助するために給料を支払うのではなく、業務上で提供される実務上の価値や、将来のポテンシャルに対する対価として、給料を支払います。客観的な根拠を用いず、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したビジネスパーソンとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件の変更を要求すること

提示された給与に一度納得して、内定承諾の意向を伝えた後や、書類を提出した後に、やっぱり給料を上げてほしいと、後出しで交渉を試みるのは、重大なルール違反です。一度交わした合意を、理由なく覆す行為は、採用担当者からの信用を完全に失墜させ、最悪の場合は、内定取り消しにつながるリスクも伴います。条件面に関する確認や交渉は、必ず内定承諾を行う前の検討期間中に、すべて完了させなければなりません。

ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました