お役立ち情報
PR

第二新卒で東京都庁へ転職!職歴加算を適正に受けて初任給を最大化する進め方

ライト
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

学校を卒業して数年以内の、第二新卒として東京都庁への転職を目指し、新たなキャリアに挑戦したいと考えた際、公務員としての経験がない立場であっても本当に採用されるのだろうか、あるいは、第二新卒という立場で東京都庁へ転職するにあたり、民間企業のようにどのように給料交渉を進めれば、納得のいく年収を獲得できるのだろうかと、不安や疑問を抱く方は、決して少なくありません。日本最大の自治体である東京都では、多様化する都民のニーズに応えるため、中長期的な組織の成長を見据え、特定の企業の常識に染まりきっていない、高い柔軟性とポテンシャルを持つ若手人材の採用に、非常に積極的な姿勢を見せています。ただし、公務員の給与制度は民間企業とは根本的に異なるため、その仕組みを正しく把握し、適切なタイミングと手順で自身の経歴を証明することができれば、実務経験が浅い第二新卒であっても正当な評価を受け、納得のいく条件(初任給)を引き出すことが、十分に可能です。この記事では、東京都庁を目指す第二新卒の転職事情をはじめ、適正年収を見極める準備、公務員ならではの「職歴加算」を通じた給料交渉の進め方、そして、選考時に絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

東京都庁の転職市場と第二新卒の給与事情

まずは、第二新卒のビジネスパーソンが、東京都庁を目指して転職活動を行う際、採用側がどのような意図で人材を求めているのか、そして、給料がどのような基準で決定されるのか、公務員特有の基本的な仕組みについて、正しい理解を深めておくことが大切です。

東京都庁が第二新卒に求めるポテンシャルと採用背景

広範な行政サービスを担う東京都庁では、これまでの行政の枠にとらわれない新しい発想や、多様な価値観を取り入れるため、民間企業等での社会人経験を持つ人材の採用を幅広く行っています。第二新卒の場合、前職での勤務期間が数年であったとしても、社会人としての基礎的なビジネスマナーや、多様な関係者と円滑にコミュニケーションを図る対人スキル、そして新しい環境のルールに素直に適応する学習意欲といった、ポテンシャルが重く評価される傾向にあります。巨大な組織の中で主体的に業務に取り組み、都民のために尽力する若手としての姿勢が備わっていれば、行政の実務経験がなくてもポテンシャル採用の枠組で広く歓迎されるケースが多く見られます。

民間企業とは異なる「職歴加算」による給与決定の仕組み

東京都庁への転職を考える際、民間企業のように面接の場で年収の交渉ができるのかという疑問を抱く声は、多く聞かれます。結論から言えば、公務員の給与は条例で定められた給料表に基づいて厳格に決定されるため、民間企業のように「個別のオファー面談で希望額を提示して基本給を直接引き上げる」といった形の給料交渉を行うことはできません。しかし、第二新卒として民間企業で働いていた期間は「職歴加算」という制度によって評価され、新卒の初任給をベースに、規定の計算式を用いてこれまでの経験年数が加算され、スタート時の基本給(号俸)が決定されます。つまり、東京都庁における「給料交渉」とは、相手と金額を直接交渉することではなく、自身の職歴を漏れなく、かつ正確に申告して適正な加算を受けることを意味します。

適正な給与水準を見極めるための事前準備

東京都庁から納得のいく給料(適正な職歴加算)を引き出すためには、採用試験に臨む前に、自身の給与相場や公務員の給与体系を、客観的に把握するための事前準備が欠かせません。

自身の職歴を正確に洗い出し証明できる状態にする

公務員への転職において、自身の給与水準を左右する最も重要な要素は、過去の正確な職歴です。正社員としての就業期間はもちろんのこと、アルバイトや契約社員として働いていた期間であっても、一定の条件を満たせば加算の対象となる場合があります。これまでの就業先、雇用形態、週の勤務時間、在籍期間などを詳細に洗い出し、後日企業から「職歴証明書(就業証明書)」を発行してもらえる状態に整えておくことが、絶対的なルールとなります。この準備を怠り、職歴の申告漏れが発生してしまうと、本来得られるはずだった給料の加算額が減ってしまうため、細心の注意が必要です。

東京都の給料表や初任給基準をリサーチして相場を掴む

自身の適正な給与水準を見極めるためには、東京都が公表している客観的なデータに触れることが、最も効果的です。東京都人事委員会のホームページなどを活用し、自身が志望する試験区分(Ⅰ類Bなど)における新卒の初任給額や、モデル給与、給料表の仕組みについて調べ、おおよその相場観を掴みます。自身の持つ民間企業での数年間の経験が、東京都庁の基準に照らし合わせた際にどの程度の職歴加算となり、おおよそどの号俸に該当するのかを客観的な視点から確認しておくことが、内定後に提示された給与額が適正であるかを冷静に判断するための、非常に有効な手段となります。

適正な初任給を引き出すための具体的なステップ

適切な準備と相場の把握を行った上で、東京都庁から適正な職歴加算を受け、納得のいく初任給を引き出すための、具体的なステップについて解説します。

指定された書類を期日までに正確に提出する

公務員への転職における実質的な給与確定のプロセスは、最終合格を果たし、採用内定を得た後の事務手続きの段階で行われます。東京都庁から指定された形式の「職歴証明書」を、かつて在籍していた民間企業に作成してもらい、期日までに正確に提出することが、給料を正当に決定してもらうための唯一のステップとなります。企業によっては証明書の発行に時間がかかる場合があるため、採用担当者からの案内に従い、速やかに手続きを進めることが、鉄則となります。

職歴の申告漏れがないよう自身の経歴を論理的に整理する

実際の事務手続きを行う際は、書類の不備や申告漏れを徹底的に排除します。これまでに培ってきた社会人としての経験期間を、月単位、日単位で正確に申告し、複数の企業に在籍していた場合は、そのすべての期間を証明する書類を揃えます。もし、雇用形態や勤務条件などに関して、都庁の人事担当者から確認や質問があった場合には、事実に基づいて論理的に説明し、自身の経歴が規定通りに正当に評価されるよう努めることが、適正な給与を確定させるための、強力な根拠となります。

規定に従う謙虚な姿勢と都政への貢献意欲を保つ

どれほど事前準備を入念に行い、民間企業での経験に自信を持っていたとしても、公務員の厳格な給与規定に対して不満をぶつけるのではなく、あくまで定められたルールに従って手続きを進めることが、公務員としての重要なルールです。事務手続きのやり取りにおいても、自分を評価して採用してくれた東京都に対する感謝と、入社後にいち早く都政の業務を覚え、実力で都民の利益に貢献したいという強い意欲を、常に心に留めておきます。公務員としての自覚と、新しい組織へ馴染もうとする謙虚さを両立させることで、人事担当者の心証を損ねることなく、前向きに採用手続きを完了させることができます。

東京都庁への転職活動や手続きで絶対に避けるべきNG行動

確認や事務手続きのやり取りにおいて、一歩間違えると組織からの信頼を完全に失ってしまう、致命的なNG行動について確認しておきましょう。

民間企業と同じ感覚で面接時に金額の直接交渉を行うこと

東京都庁の面接試験の場で、民間企業への転職活動と同じような感覚で、「これだけの経験があるから、初任給はいくら以上欲しい」と、直接的な金額の交渉を強気に要求することは、絶対に避けるべきです。公務員の給与は条例で決まっており、面接官の裁量で金額を上下させることは不可能です。このような行動は、公務員の制度や法令遵守という基本原則を理解していない人物とみなされ、面接官から敬遠される、最大の原因となります。

職歴加算を増やそうとして虚偽の申告を行うこと

給与水準を少しでも高くしたいからといって、無職であった期間を働いていたかのように偽ったり、勤務形態を偽装したりといった、職歴に関する虚偽の申告を行うことは、公務員への転職において致命的な不正行為です。採用前、あるいは採用後に職歴の虚偽が発覚した場合、懲戒免職などの非常に重い処分が下されるリスクが伴います。客観的な証明書を用いず、事実と異なる経歴を持ち出すことは、自立した社会人としての信頼を完全に失墜させる行為となります。

内定後に提示された給与額へ不満を言ってごねること

職歴証明書を提出し、条例に基づいて決定された給与額(初任給)が提示された後に、前職の給与より低いことや、個人的な生活事情を理由にして、金額の変更を要求してごねることは、重大なルール違反です。一度計算された給与額は、規定の適用ミスがない限り覆ることはありません。条件面に関する確認は、採用通知を受けた段階で冷静に行い、提示された条件のもとで入社するかどうかを、客観的かつ慎重に判断しなければなりません。

ABOUT ME
ライト
ライト
キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
※当サイト記事はリンクフリーです。ご自身のサイトへ自由にお使い頂いて問題ありません。ご使用の際は、文章をご利用する記事に当サイトの対象記事URLを貼って頂ければOKです。
記事URLをコピーしました