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エンジニアの転職で給与(年収)はどう決まる?相場と希望額を引き出す給料交渉の進め方

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エンジニアとして転職活動を進める中で、自身のこれまでに培ってきた開発スキルや、プロジェクトでの経験を正当に評価してもらい、確実な給与アップを実現したいと考える転職者は、決して少なくありません。IT業界の急速な発展に伴い、エンジニアの需要は高く保たれていますが、実際の転職活動や、オファー面談での条件調整を進める際、エンジニアの転職における給料の一般的な相場はどのくらいなのだろうか、また、希望する年収を引き出すためには、どのように給与交渉を進めれば、企業側の心証を悪くせずに納得のいく条件を得られるのだろうかと、疑問や不安を抱く方は、多く存在します。エンジニアの給与は、保有しているプログラミングスキルの希少性や、要件定義などの上流工程に携わった経験、さらには、チームを牽引するマネジメントの実績などによって、大きく変動する傾向にあります。自身の市場価値を正しく把握し、適切な手順で給料交渉を行うことで、今後のキャリアの基盤となる納得のいく年収で、新たなスタートを切ることは、十分に可能です。この記事では、エンジニアの転職における給与の相場や、企業側の評価ポイントをはじめ、希望額を引き出すためのスマートな給料交渉の進め方、そして、交渉の場で絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

エンジニアの転職における給与相場と評価のポイント

まずは、エンジニアの転職において、企業が応募者をどのように評価し、給与を決定しているのか、その基準と一般的な相場について、正しい理解を深めておくことが、大切です。

開発スキルと担当工程に応じた市場価値の変動

エンジニアの給料相場は、どのような技術領域を専門としているか、また、システム開発のどの工程を担当できるかによって、明確な差が生じます。例えば、需要が急増しているAI分野や、クラウドインフラの構築、セキュリティ領域に特化したスキルを持つエンジニアは、市場価値が高く、平均を大きく上回る高い給与が提示されやすくなります。また、単にプログラミングを行うだけでなく、顧客の要望をヒアリングして要件定義を行う上流工程の経験や、アーキテクチャ設計の実績がある場合、企業にとって即戦力としての価値が跳ね上がり、基本給のベースが大幅に引き上げられる、重要な評価ポイントとなります。

プロジェクト規模とマネジメント経験の有無

30代前後のエンジニア転職において、給与を決定づける大きな要素となるのが、プロジェクトリーダーや、スクラムマスターとしてのマネジメント経験です。技術力に加えて、開発チームの進捗管理や、メンバーの育成、コードレビューを通じて品質を担保した実績があるエンジニアは、現場を牽引する中核人材として、高く評価されます。企業側は、単なる作業者ではなく、組織全体の生産性を向上させる役割を期待するため、マネジメント経験の有無は、高年収のオファーを引き出すための、極めて有効な判断基準となります。

エンジニアが希望給与を引き出すためのスマートな給料交渉の進め方

志望企業から内定を獲得し、労働条件を決定するオファー面談の場において、心証を悪くすることなく、希望する年収を引き出すための、具体的な交渉ステップについて、確認していきましょう。

技術的な実績と事業への貢献を客観的な数値で提示する

給料交渉を行う際、最も重要となるのが、これまで自身が関わってきたプロジェクトの成果を、客観的な数値データとして整理し、提示することです。例えば、システムの処理速度を何パーセント改善したのか、インフラ環境の移行によって運用コストをいくら削減したのか、あるいは、アジャイル開発の導入によりリリースサイクルをどれだけ短縮できたのかなど、技術がもたらしたビジネス上の価値を、論理的に説明します。その上で、これまでに培った技術力と経験を活かすことで、貴社の開発組織においても、早期に高い成果を生み出し、事業成長に貢献できるという、明確な再現性をアピールすることが、給与アップを説得力を持って交渉するための、強力な武器となります。

面談の場を活用し謙虚な相談のスタンスを貫く

高い技術力を持つエンジニアが、給与交渉を行う場合、自身のスキルに自信を持つことは大切ですが、同時に、社会人としての謙虚さと、礼儀正しさを保つことが、極めて重要です。条件の話し合いに入る前に、まずは、自分を評価して内定を出してくれた企業に対する、深い感謝の気持ちを、真っ先に伝えます。その上で、これまでの開発実績や、現在の労働市場の相場を踏まえて、提示いただいた給与について、もう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうかと、あくまで丁寧な相談のスタンスで、人事担当者や現場の責任者とすり合わせを行います。プロとしての自信と、チーム開発に不可欠な協調性を、同時に示すことで、相手の心証を損ねることなく、前向きな条件交渉を進めることができます。

エンジニアの給料交渉で絶対に避けるべきNG行動

どれほど高い技術力や、マネジメント経験を持っていたとしても、交渉の進め方を一歩間違えると、一瞬で企業からの信頼を失うことになります。以下の行動は、絶対に避けるべきです。

個人的な生活事情や感情論を要求の理由にすること

住宅ローンの返済があるから、あるいは、リモートワークのための設備投資費用がかかるから給料を上げてほしいといった、個人的な生活事情を給与交渉の理由にすることは、厳禁です。企業は、社員のプライベートな事情を支えるためではなく、あくまで提供される実務上の価値や、将来的な成果への期待値に対して、給料を支払います。論理的思考が求められるエンジニアのビジネスの場において、個人的な感情論を持ち出すことは、自立したプロフェッショナルとしての評価を、大きく下げる原因となります。

内定承諾の返事をした後に後出しで条件を要求すること

オファー面談の場で、提示された条件に一度納得して、承諾の返事をした後や、内定承諾書を提出した後に、やっぱり他のメガベンチャーから高い給料を提示されたので、そちらに合わせてほしいと蒸し返すのは、社会人としての常識を疑われる、重大なルール違反です。一度交わした約束を覆す不誠実な行為は、採用担当者や配属先からの信用を、完全に失墜させ、最悪の場合は内定取り消しにつながるリスクも伴います。そのため、条件のすり合わせや交渉は、必ず内定承諾の返答を行う前の検討期間内に、すべて完結させなければなりません。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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