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キャリアアドバイザーへの上手な断り方とは?関係性を崩さず有利な条件で転職を進めるポイント

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転職活動を進める中で、転職エージェントのキャリアアドバイザーから提案された求人に応募を迷ったり、内定を獲得したものの希望する年収や条件に届かず辞退を検討したりする場面は、決して少なくありません。その際、「キャリアアドバイザーからの求人や内定を角を立てずに断るには、どうすればよいのだろうか」「内定を断る際、給料交渉の余地を残しながら円滑に伝える方法はあるのだろうか」と、断り方やコミュニケーションに悩む転職者は多く存在します。キャリアアドバイザーは、転職活動における重要なパートナーであり、断る場面であっても誠実で適切な対応を心がけることで、信頼関係を維持し、別の優良求人の紹介や条件面での再交渉へと繋げることが可能です。この記事では、キャリアアドバイザーへの状況別の断り方マナーをはじめ、相手の気分を害さない角の立たない伝え方、給与条件に不満がある場合の交渉を含めたアプローチ方法、そして、絶対に避けるべきNG行動について、詳しく解説します。

キャリアアドバイザーからの提案や選考を断る際の基本マナー

まずは、求人の案内や面接の案内、内定などを断る際に押さえておくべき、基本的なビジネスマナーについて確認しておきましょう。

結論を早めに伝え迅速に連絡を入れる

キャリアアドバイザーからの求人提案や選考の案内を断る決断をした場合は、可能な限り早く連絡を入れることが鉄則です。判断を先延ばしにして連絡を放置してしまうと、企業側との面接調整や推薦手続きに支障をきたし、アドバイザーに多大な迷惑をかけることになります。意思が固まった段階でスピーディーに回答することは、ビジネスパーソンとしての信頼を守る上で極めて重要です。

感謝の気持ちと理由を明確に伝える

どのような段階であっても、自分のために時間を割いて求人の選定や調整を行ってくれたキャリアアドバイザーに対して、まずは感謝の言葉を述べることが大切です。その上で、「なぜ辞退するのか」という理由を嘘偽りなく具体的に伝えます。理由を曖昧にしたまま断ってしまうと、アドバイザー側も次にどのような求人を提案すべきかの判断がつかなくなってしまいます。

【状況別】キャリアアドバイザーへの円滑な断り方と例文

転職活動のフェーズごとに、キャリアアドバイザーへ納得感を与える断り方のポイントについて解説します。

提案された求人を断る場合

紹介された求人が自分の希望する働き方やキャリアプランと合致しない場合は、お礼を伝えた上で、具体的にどの部分が希望と異なっていたのかを伝えます。「今回は求人の内容と自身の希望する〇〇という軸にやや乖離があるため、応募を見送らせていただきます」といった形で、辞退の理由と譲れない条件を明確に示すことで、次回以降に紹介される求人の精度が高まります。

面接や選考を辞退する場合

すでに書類選考を通過し、面接の予定が入っている段階で辞退する場合は、企業側にも影響が及ぶため、より丁寧かつ迅速な対応が求められます。「他社での選考が進み、自身の希望により近い環境で内定をいただいたため」といった具体的な理由を添えて、迅速に辞退の連絡を行います。直前でのキャンセルは避け、調整を行ってくれたアドバイザーへのお礼と謝罪をしっかりと伝えます。

提示された年収や給与条件に不満があり内定を断る場合

内定を獲得したものの、提示された給与や年収が希望額に達しておらず辞退を検討している場合は、すぐに断りの連絡を入れるのではなく、給与交渉の相談を含めたアプローチを行うことが有効です。「評価していただき大変感謝しておりますが、希望する年収〇〇万円との間にギャップがあり、現状の提示条件では内定を承諾することが難しい状況です」と正直に伝えることで、キャリアアドバイザーが企業側へ条件の再検討や給与交渉を持ちかけてくれるケースがあります。

条件不満で断る際に給料交渉を引き出すスマートな進め方

提示された労働条件に納得がいかず内定辞退を考えている場合、アドバイザーを介して有利な条件での再交渉につなげるためのステップについて解説します。

客観的な実績と希望年収の根拠を数値で提示する

単に「年収が低いから断りたい」と伝えるのではなく、自身の市場価値や前職での実績をベースにした客観的な根拠をアドバイザーへ共有します。前職で達成してきた売上目標の達成率、業務改善の成果、専門資格などを示すことで、「前職での実績や現在の相場を踏まえると、提示いただいた基本給についてもう少し歩み寄りをご検討いただけないか、企業様へご相談いただくことは可能でしょうか」と、アドバイザーが企業を説得するための材料を提供します。

誠実な「相談」のスタンスで企業への貢献意欲をアピールする

条件再交渉の依頼や相談を行う際は、企業に対する強い入社意欲と感謝の姿勢を前面に出すことが不可欠です。「ぜひ貴社に入社して事業に貢献したいと考えておりますが、条件面のみが懸念となっております」というスタンスを示すことで、キャリアアドバイザーも「この方の入社意欲は高く、実績も十分であるため、企業側へ条件調整を打診してみよう」と前向きに動いてくれやすくなります。

キャリアアドバイザーへの連絡や交渉で絶対に避けるべきNG行動

断りの連絡や条件調整のやり取りにおいて、アドバイザーからの信頼を著しく失わせる禁止事項について確認しておきましょう。

音信不通や連絡の無視を行うこと

キャリアアドバイザーからの連絡を無視したり、気まずさから音信不通になったりすることは絶対に避けるべき行動です。連絡を断つ行為は、エージェント側のデータベースにネガティブな履歴として残り、今後そのエージェントから求人の紹介やサポートを二度と受けられなくなるリスクがあります。断りづらい内容であっても、必ず誠意を持って文章や電話で連絡を入れることが鉄則です。

個人都合や感情論を理由に強い要求を行うこと

「生活費が足りないから給料を上げてくれないと断る」「住宅ローンがあるからこの金額では困る」といった、個人的な生活事情を理由にして感情的に条件交渉を行うことは厳禁です。企業は提供される実務上の価値や入社後の成果に対して給与を支払います。論理的な根拠を欠いた要求や横柄な態度は、アドバイザーおよび企業からの信用を失わせ、条件交渉どころか内定取り消しやサポート終了へとつながる原因となります。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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