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マイナビ転職で年収交渉は可能?内定後に希望給与を引き出す成功のコツ

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マイナビ転職などの求人サイトを利用して、転職活動を精力的に進め、見事に志望企業から内定を獲得した際、「提示された年収が希望よりも少し低いけれど、自分から条件交渉をしても良いのだろうか」と、頭を悩ませる転職者は、決して少なくありません。直接応募が主体となる転職サイト経由の場合、間に立ってくれる転職エージェントがいないため、企業の人事担当者に対して、自分自身の言葉で直接お金の話を切り出さなければなりません。そのため、「入社前に給与の交渉をすると、企業からの印象が悪くなり、最悪の場合は内定が取り消されてしまうのではないか」という不安を抱く方が、多くいらっしゃいます。しかし、結論から申し上げますと、マイナビ転職を通じた直接応募であっても、適切なタイミングを見極め、客観的な根拠をもとに誠実な姿勢で相談を行えば、年収交渉を行うこと自体は全く問題なく、希望の条件を引き出せる可能性が、十分にあります。この記事では、直接応募における年収交渉の基本をはじめ、成功に導くための事前準備、好印象を与える具体的な伝え方、そして、絶対に避けるべき注意点について、詳しく解説します。

マイナビ転職からの直接応募でも年収交渉はできるのか

まずは、求人サイト経由の直接応募において、企業側が応募者からの年収交渉に対してどのような感情を抱くのか、そして、転職市場における交渉の実態について、正しい理解を深めておくことが、大切です。

給与交渉自体はマナー違反ではない

「お金の交渉をすることは失礼にあたる」と考える転職者は多いですが、採用活動において、応募者と企業が互いに納得できる労働条件をすり合わせることは、ごく一般的なプロセスです。マイナビの調査によれば、中途入社者の約3割が実際に給与交渉を実施しており、そのうち約9割の人が年収アップに成功しているというデータも、存在します。つまり、常識的な範囲内で、しっかりとした根拠に基づく相談であれば、企業側も前向きに検討のテーブルについてくれるため、交渉自体がマナー違反になることは、ありません。

エージェントを介さない直接応募だからこその注意点

転職エージェントを利用している場合は、担当のキャリアアドバイザーが、企業の給与水準や過去の採用実績を踏まえた上で、第三者として戦略的に交渉を代行してくれます。しかし、マイナビ転職などを利用した直接応募の場合は、これから上司や同僚になるかもしれない相手に対し、自らデリケートな条件調整を行わなければなりません。そのため、交渉する金額の妥当性はもちろんのこと、「どのように伝えるか」というコミュニケーションのトーンや言葉選びに、より一層の注意を払う必要が、あります。

年収交渉を成功させるための3つの事前準備

間にプロのサポートがない直接応募だからこそ、感情論に流されず、客観的なデータに基づいた入念な事前準備を自ら行うことが、交渉成功の不可欠な要素となります。

手取りではなく「額面(総支給額)」で自分の年収を把握する

企業に対して希望年収を伝える際、税金や社会保険料が引かれた後の「手取り額」で伝えてしまうと、企業側との間で大きな認識のズレが、生じてしまいます。交渉の基準とするため、転職活動を始める前に最新の源泉徴収票を確認し、基本給に加え、賞与や各種手当を含めた正確な「額面年収(総支給額)」を、必ず把握しておきます。

業界の給与相場と自身の市場価値をリサーチする

自身の希望額が、客観的に見て妥当であるという自信を持つことが、直接交渉における説得力の源泉と、なります。そのため、業界の平均年収データなどを活用し、同業界・同職種における自身の市場相場を、徹底的にリサーチします。相場から大きくかけ離れた高額な要求は、客観的な自己評価ができていない人物として、マイナス評価につながる恐れが、あります。

企業を納得させる客観的な根拠を用意する

企業が一度決定した提示額を引き上げるためには、採用担当者が、社内の決裁を通すための合理的な理由が、必要となります。「生活費が足りないから」といった私的な事情ではなく、これまでの業務において達成した具体的な売上成果や、自身が保有する専門スキルが、入社後に企業の利益にどう直結するのかを言語化し、説得力のある根拠として、整理しておきます。

マイナビ転職での年収交渉のベストなタイミング

企業からの心証を悪くせずに、直接交渉をスムーズに進めるためには、どの段階で給与の話を自ら切り出すかが、非常に重要な鍵を、握ります。

面接中にお金の話ばかりするのはNG

面接のまだ早い段階や、選考が続いている途中で、自分から積極的な条件交渉や、大幅な年収アップを求めてしまうと、仕事内容への意欲よりも待遇面ばかりを最優先する人物であるという、ネガティブな印象を、直接的に与えてしまいます。面接官から希望年収を聞かれた場合には、現在の額面年収を伝えた上で、「基本的には御社の規定に従いますが、可能であれば現職と同等以上を希望いたします」といった、控えめな回答に留めておくのが、無難です。

理想のタイミングは「内定後から内定承諾前」

年収交渉を行う上で、最も安全であり、かつ成功率が高まる時期は、すべての選考プロセスを無事に通過し、企業から正式に内定の連絡と労働条件の提示を受けた直後から、内定承諾の返事をするまでの検討期間に、限られます。企業側が「この応募者をぜひ自社に迎え入れたい」という明確な意思決定をすでに下している段階であれば、応募者側の立場も安定し、対等な立場で条件のすり合わせを行うことが、可能になります。

好印象を与える年収交渉の伝え方と例文

準備した根拠や希望の条件を、企業の人事担当者へ直接伝える際は、これまでに築いた良好な関係を維持するために、丁寧なコミュニケーションの進め方が、求められます。

「要求」ではなく「相談」のスタンスを貫く

年収交渉において、最も重要となるポイントは、「希望の金額を必ず出してほしい」という一方的な要求ではなく、お互いの事情に配慮した、「相談」のスタンスを徹底することです。自分を高く評価して内定を出してくれたことに対する深い感謝と、その企業で意欲的に働きたいという高い入社意欲を、真っ先に伝えます。貴社への入社を前向きに確定させたいからこそ、条件のすり合わせを行いたいという誠実な文脈を作ることが、企業の柔軟な対応を、引き出します。

内定後・オファー面談での交渉例文

内定後、企業側から「オファー面談」や条件確認の打ち合わせが設定された場合に、口頭で相談を切り出す際の、具体的な例文を、紹介します。

「本日は、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございます。素晴らしい評価とともに内定をいただけたこと、大変光栄に思っております。私といたしましては、貴社への入社を第一に希望しており、早期に貢献したいと、考えております。

その上で、条件面について一つだけご相談させていただきたく存じます。これまでの前職での実績や提示いただいた役割を踏まえますと、年収面について、もう少し歩み寄りをご検討いただくことは可能でしょうか。貴社の規定がある中でのご相談となり大変恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いに存じます。」

メッセージ機能やメールで打診する場合の例文

対面での面談が難しく、マイナビ転職のメッセージ機能やメールを通じて、人事担当者へ条件の相談を打診する際の、具体的な例文を、紹介します。

「この度は、私に対して素晴らしい内定のご通知、ならびに労働条件のご提示をいただき、誠にありがとうございます。貴社の事業内容や今後のビジョンを拝見し、ぜひ一員として貢献したいという思いを、大変強く抱いております。

いただきました条件を拝見し、前向きに入社を検討させていただいておりますが、大変恐縮ながら、年収条件につきまして、一点だけご相談させていただく機会を、いただけないでしょうか。

私といたしましては、前職で培いました経験や専門スキルを活かし、貴社におきましても、早期に成果を出して貢献できるよう努める所存です。つきましては、これまでの実績や現在の市場相場を踏まえ、大変不躾なお願いではございますが、年収面をもう少し(〇〇万円程度)、ご検討いただくことは可能でしょうか。

貴社の規定やご事情がある中、無理を申し上げていることは重々承知しておりますが、ご社内にてご検討いただけますと幸いです。」

年収交渉で絶対に避けるべきNG行動

交渉の失敗を防ぎ、入社前の段階で直接企業からの信頼を決定的に損ねる事態を回避するために、あらかじめ把握しておくべき禁止事項について、確認しておきましょう。

嘘の年収(水増し)を伝えること

交渉を自分にとって優位に進めたいからといって、実際には存在しない他社からの好条件や、誇張した前職の給与額を根拠として伝えることは、厳禁です。入社手続きの際に提出する源泉徴収票などによって虚偽が発覚すれば、経歴詐称として内定が取り消されるなど、取り返しのつかない事態を招きます。交渉の材料は、常に真実に基づいた誠実な情報でなければなりません。

他社と露骨に比較して駆け引きすること

「他社の方が給料が高いので、それ以上出せないなら辞退します」といった、企業を脅かして天秤にかけるような高圧的な態度は、採用担当者や配属先の責任者に、極めて悪い心証を与えます。また、一度内定承諾書にサインをして提出した後に、やはり年収を上げてほしいと後出しで再交渉を持ちかけることも、ビジネスにおける重大なルール違反と、なります。交渉の場においては、個人的な駆け引きは控え、自分が企業へ提供できるビジネス上の価値のみを理由として、冷静に話し合いに臨む必要が、あります。

ABOUT ME
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キャリアアドバイザー
人材サービス会社で15年間、転職・中途採用市場における営業職・企画職・調査職の仕事を経験。
社団法人人材サービス産業協議会「転職賃金相場」研究会の元メンバー
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